男性の情緒不安定な症状

最近、情緒不安定ではないかと家族や職場の方、友達などに指摘された経験がある方は、男性更年期の疑いもあります。
情緒不安定かどうかは、自分ではなかなか気づけないことも多く、自分では男性更年期であると見逃しがちです。
のぼせやほてり、疲れやすい、気力がわかない、性欲がなくなったなど、男性更年期特有の症状がほかにもみられる方は、家族や上司、同僚や部下など、最近自分の様子や性格で情緒不安定的な気になることはないか、尋ねてみるといいでしょう。

感情の起伏が激しい、情緒不安定なあなたは要注意

情緒不安定というのはどのような状態かというと、感情の起伏が激しくなったり、以前と比べて感受性が高くなったりする情緒が不安定状態をいいます。
情緒不安定でよくあるのは、イライラしやすく直ぐにカーッと怒りがこみ上げてきて、怒鳴ったり、思わず手が出たり物を投げつけてしまったり、壁やドアを叩いたり、足で机などを蹴るといった言動です。

更年期の情緒不安定とは、もともとそういう性格の方はともかくとして、これまでそういった突発的な情緒不安定な行動に出たことがない方や、自分の感情をコントロールできた方、人に手をあげたり罵声を浴びせることがなかった方が、急に情緒不安定で自分の感情を抑えきれなくなり、こうした言動に出る場合は男性更年期障害による情緒不安定の可能性があります。

情緒不安定は、いつもゆうつで気分が落ち込むあなたも

また、怒りやイライラといった外に向けて大きくエネルギーを出すことだけでなく、内にこもる情緒不安定も起こります。
この場合の情緒不安定とは、気分が酷く落ち込みやすくなり、これまで楽しめたことが楽しめなくなる、テレビドラマや小説などを読んでいてわけもなく泣けてくるとか、これまでの自分にはなかったような感情があふれ出てくることもあります。
ご自身が大好きだった趣味に打ち込めない、楽しいと思えない、友達や同僚との飲み会などこれまで楽しめたことが億劫になったりすることも、よくある情緒不安定による変化です。

喜怒哀楽が激しくなった、気分が鬱になりやすいといった、これまでにはない情緒不安定が起こる場合には、男性更年期を疑ってみるといいかもしれません。

情緒不安定をまねく自律神経は、男性ホルモン（テストステロン）の分泌量の減少やストレスによっても乱れやすいのです。
情緒不安定は、男性更年期障害の症状の1つで、このような男性更年期障害の特徴として、情緒不安定の他にほてりや冷え、精神的にはうつ症状や不眠、体力的には筋力の衰えや体のだるさ、性的には性欲がなくなる、朝立ちの回数が減少するなどの症状が強く現れることです。

情緒不安定は、神経質でまじめ、責任感や競争心が強く、几帳面またはせっかちな人は男性更年期障害を発症しやすいと言われています。

男性更年期検査では、遊離型テストステロンが8.5pg/ml未満なら男性ホルモンが低いと判断し、8.5pg/ml以上から11.8pg/ml未満の男性を男性ホルモンが低下傾向にあると判断され情緒不安定になる要因となります。

情緒不安定の改善には、男性ホルモン（テストステロン）の分泌量を増やすことが重要です。

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最近の研究でトンカットアリは、ライディッヒ細胞の機能を回復させて、テストステロンの分泌を再び活発にすることが確認されました。

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