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男性で、気になる上半身や顔のほてり
男性更年期は体内の老化によって引き起こされる心身の不調で、個人差はあるものの早い方では30代後半くらいから現れ始めます。
様々な身体の不調やこれまで経験したことのない異変が生じますが、その1つにほてりがあります。
体全体ではなく上半身を中心にほてりを感じ、特に顔だけがカッカッと熱くほてり、汗がだらだらと滴り落ちることさえあります。
一方で、下半身や手足の先は冷たくなり、体内の体温バランスが崩れるのも大きな特徴です。
体内のホルモンバランスの変化が起こす症状です。
なぜ、このようなアンバランスなほてりが起こるかというと、男性更年期を迎えると体内のホルモンバランスが大きく変化し不安定になるからです。
ホルモンというのは1つではなく、様々なものあり、内分泌腺から分泌されて、血液の中に入り込んで身体の様々な部分にいきわたって、諸器官とその機能に大きな影響を与えています。
男性における男性ホルモンの分泌低下は30歳頃よりはじまり、60歳では40歳に比べ25%の低下がありますが、比較的個人差があり、女性の閉経に相当する肉体的な変化も見られません。
そのため男性ホルモンが年齢とともに低下することからPADAMとよばれ、男性更年期の意味で使われます。
男性ホルモンは特に病原菌の侵入や体力低下に抵抗する免疫機能や自律神経の働きを正常に保つことに影響しており、免疫力と自律神経をコントロールする役割を果たしています。
ですが、男性更年期でホルモンの1つである男性ホルモンのテストステロンの値が急激に減少し、他のホルモンの分泌量も老化によって減少してきて、ホルモンバランスが大きく変化するとになり、2つの生理機能のコントロールが乱れてしまいます。
テストステロンの値の減少が自律神経の変調をさそいます。
自律神経は呼吸や心拍数、血流の流れなど様々な体の基本機能を司っているため、自律神経の乱れにより血の巡りが悪くなり、上半身はほてりで悩まされるのに下半身は冷えるといった症状が生じるのです。
上半身には生命維持に必要な心臓があり、この周辺ばかりに血液が集中してしまい、血圧も上昇してほてりが現れやすくなります。 更年期にはホルモンバランスの崩れが自律神経に影響するため、皮膚表面に近い血管が拡張して血流が増えるためと考えられています。
特に顔や首などにほてりを感じ、ほてりは数十秒から数分ほどつづき、大量の汗を伴うこともありますし、ほてりの後に悪寒を感じることもあります。
理由もなく顔が赤くなったり、熱くなったりする“ほてり・のぼせ”。
特に汗かきの体質ではないのに、睡眠時やちょっとしたときに滝のような汗が出る多汗など、これらはすべてホルモンバランスの乱れが原因と言われています。
顔のほてり・のぼせは体温が高くなくとも感じるあり、顔が熱くなったり赤くなたリしますが、更年期男性の多くが経験するといわれています。
ほてりを抑えるには、全身の血流をくまなくよくすることが必要なため、体の不調と上手く付き合いながらウォーキングなどの有酸素運動をすることで改善できる場合があります。
男性更年期検査では、遊離型テストステロンが8.5pg/ml未満なら男性ホルモンが低いと判断し、8.5pg/ml以上から11.8pg/ml未満の男性を男性ホルモンが低下傾向にあると判断されるようです。
ほてりを改善するために大切なことは、体内でのテストステロンの分泌を増やすことです。
東南アジアの熱帯雨林に自生する薬用植物トンカットアリ!
インドネシアでは、精力や更年期そしてインポなどの言葉さえない大昔から、オランアスリ(原住民)によって伝統的に男性のバイタリティーと欲求の増進のために、トンカットアリの根を煎じて飲んでいました。
最近の研究でトンカットアリは、ライディッヒ細胞の機能を回復させて、テストステロンの分泌を再び活発にすることが確認されました。
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