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更年期の男性に起こる息切れ

息切れには、肺炎や気管支炎、心不全あるいは精神的なストレスや更年期の男性ホルモンの低下など、様々な要因があります。

若いころは平気だったのに階段を駆け上がったら息切れがした、普通に歩いているだけなのに息切れがして辛いといったこれまでとは違う症状が出たら、気を付けなければいけません。
単に息切れは歳のせいだからとか、最近運動不足だからとか、少し太ったせいかもと思って息切れが生じている原因の追及を行わないと、息切れ以外にも様々な不調が生じることがあります。
また、大きな病気が潜んでいる場合もありますので、持続的に息切れが続くようなら、病院等で検査を受けることが賢明です。

検査で異常ない息切れは更年期障害を疑いましょう

病院で検査を受けたり、健康診断を受けても特に大きな異常は認められないにも関わらず、息切れが頻繁に生じたり、動悸を覚えるなど症状が改善しない場合は男性更年期障害の息切れを疑いましょう。

男性更年期は体の老化に伴い、男性ホルモンの中でも特に男性らしさを支えている
テストステロンというホルモンが減少することに起因します。
テストステロンは成長期を終える20代前半をピークに減少していき、
30代の後半から60代にかけて、全身の倦怠感や息切れや動悸、精神的な不調など様々な不快な症状を伴う男性更年期を引き起こします。

テストステロンの減少は、疲労度も上昇し息切れをおこす

このテストステロンは生殖機能などに深くかかわり、男性らしい体を作るための筋肉や骨格を作るためにも作用しています。
そのため、分泌量が減ってくると筋肉量が落ち息切れし、中には歩くのも困難になる方もいるほどです。
テストステロン値が低くなるにつれ疲労度も上昇するため、ちょっと歩いただけでも息切れがするという状況が起こるのです。
また、テストステロンが減少すると、男性らしさを失い筋肉量より内臓脂肪が増えてしまいます。

これまでに比べて脂肪量が増え体が重くなることで、運動がつらくなり、息切れを引き起こすこともあります。

内臓脂肪が増加していけば、心臓にも負担がかかり、動脈硬化の虞も生じ、心筋梗塞や脳梗塞のリスクも高めてしまい息切れをおこします。
男性更年期の息切れが、思わぬ重大な病気を引き起こす引き金になることもあるため、注意が必要です。

男性更年期検査では、遊離型テストステロンが8.5pg/ml未満なら男性ホルモンが低いと判断し、8.5pg/ml以上から11.8pg/ml未満の男性を男性ホルモンが低下傾向にあると判断され息切れも誘発します。

男性ホルモンであるテストステロンの分泌を増やし、適度な運動をすることで息切れの症状は改善されます。

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最近の研究でトンカットアリは、ライディッヒ細胞の機能を回復させて、テストステロンの分泌を再び活発にすることが確認されました。

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