その疲労感は男性更年期かも


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その疲労感は、男性更年期特有の症状かも

男性更年期になると、多くの方が感じるのが疲労感です。
慢性的な疲労感が起こり、いくら寝ても疲れがとれない、朝からだるい、体が重くてやる気が出ないなど、
疲労感から派生する様々な心身の不調や気力の減退をももたらします。

ホルモンバランスが崩れが、疲労感を生む

男性更年期の疲労感が起こるのは、加齢や生活習慣の乱れ、不規則な食生活、オーバーワークやストレスなどにより、体の老化が進み男性ホルモンの分泌量が減少したり、ホルモンバランスが崩れることに起因します。

男性ホルモンには男らしい体を作るために筋肉の量を増やしたり、骨格をたくましくしたり、生殖機能に維持やアグレッシブに行動する攻撃的な本能を呼び覚ますなどの働きがあります。
この男性ホルモンが減少することで
筋肉が落ち、逆に内臓脂肪が増えることがあり疲労感の原因にもなります。

筋肉が衰えると体が重く感じ疲労感が増します。

筋肉が衰えると体が重く感じて、これまでのような軽快なフットワークができなくなり、疲労感が増すことに繋がります。
疲労感の他、骨などももろくなり姿勢が悪くなるなどして、肩こりや腰痛、首の痛みや頭痛などが生じることもあります。
こうした体のあちこちの痛みや懲りも、疲労感をいっそうアップさせます。
さらに筋肉の代わりに内臓脂肪を溜めやすくなると、肥満となり体が重くなって、ちょっと動いただけでも息切れや動悸に悩まされるなど、疲労感が増します。

心身の疲労感を増大させる男性ホルモンの分泌量の減少

また、
男性ホルモンは良質で深い眠りをもたらす働きもあるため、これが減少すると眠りが浅くなり、中には不眠で悩む人も出てくるなど、1日の疲れが取れにくくなって疲労感が増します。
このように男性ホルモンの分泌量の減少やホルモンバランスの崩れは、様々な不調をもたらしながら、心身の疲労感を増大させていくのです。
なお、男性ホルモンのテストステロンが加齢とともに減少するのは自然の摂理ではありますが、そのスピードは人によって異なります。
そのため、50代、60代でも男性更年期特有の疲労感を感じず、アグレッシブに活動される方もいれば、30代でも疲労感に悩まされる方がいます。

男性更年期検査では、遊離型テストステロンが8.5pg/ml未満なら男性ホルモンが低いと判断し、8.5pg/ml以上から11.8pg/ml未満の男性を男性ホルモンが低下傾向にあると判断され疲労感の原因にもなるようです。

男性ホルモンであるテストステロンの分泌を増やし、適度な運動をすることで疲労感の症状は改善されます。

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